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武将名 ごししょ 鞭死屍 伍子胥 統一名称:伍子胥 生没年:不明~前484「復讐を遂げる為、 長き時を超えた……」名は員。楚の武将。はじめ楚の平王に仕えたが、権勢を疎まれ父兄を殺されると出奔し、呉に身を寄せた。兵学に秀でた孫武を推薦し、共に呉の富国強兵に尽くす。のちに楚に大勝して復讐を果たし平王の墓を暴いて亡骸を三百回鞭打ったという。 勢力 蒼 時代 春秋戦国 レアリティ SR コスト 3.0 兵種 槍兵 武力 10 知力 6 特技 - 計略 不倶戴天(ふぐたいてん) 【ため計略】(使用すると移動と兵種アクションができなくなり、一定時間後に計略が発動する。この計略は反計されない)武力と移動速度が上がり、敵を撃破すると復活時間が増加する 必要士気 4 効果時間 知力時間 Illust. 平坂康也 声優 内山昂輝 計略内容 カテゴリ 士気 武力 知力 速度 兵力 効果時間 備考 超絶強化 4 +9 - +60% - 10.0c(知力依存0.4c) ため時間約2.6c撃破部隊の復活時間+15秒 (最新Ver.2.1.0C) 調整履歴 修正Ver. 変更点 内容 備考 Ver.2.1.0C 武力上昇値 +8 → +9 ↑ - 所感 蒼勢力の3コスト槍兵。 特技を持たないぶん武力10に加え知力も相応にあり、各種妨害や知力差ダメージにも一定の耐性を持つ点が魅力。 計略「不倶戴天」はためを要する単体強化。 士気4としては破格の武力上昇値に加え、速度上昇と撃破した敵部隊の復活時間を増やす効果を持つ。 目を見張るような殲滅力はないものの、1~2部隊撃破するだけでも大きく足並みを乱すことができる。 また闔閭と相性が良く、槍兵に不足しがちな殲滅力を得ることができる。 計略を重ねなくとも伍子胥自身が高武力なので、同士気程度の計略なら問題なく相手にできる。 混色前提だが、宇喜多直家の陣形内でこのカードの計略中に敵部隊を撃破すると復活時間増加効果も重なる。 あちらがそこそこ長めの効果時間を持ち、互いに勢力に関係ない効果であるため、計略コンボを狙ってみるのも一興。 解説 范雎に並ぶ中国史上屈指の復讐鬼。 平王の亡骸を鞭打った逸話は故事成語「屍に鞭打つ」の由来となっている。 闔閭とは上手くやっており、夫差とも闔閭の弔い合戦を仕掛けて勾践を捕らえるところまでは関係も良かった。 しかしそれ以降は夫差との折り合いが悪くなり、最終的に自害を命ぜられている。 ちなみに父や兄は費無忌(ひむき)という楚の臣下に讒言されて処刑に追い込まれたが、伍子胥本人も伯嚭(はくひ)という呉の臣下による讒言で自害を命じられた。 つまり、親子揃って讒言で命を落とした事になる。 大戦シリーズにおいて 計略の「不倶戴天」は、かつて孫策が所持していた計略「雄飛の刻」によく似ている。 槍兵は瞬間火力に劣るため、武力上昇の割に戦果を挙げることは難しかったが、本作では復活時間の延長(通称:完殺効果)が追加されており「屍に鞭打つ」の再現となっている。 台詞 \ 台詞 開幕 手心など加えるな!全霊を込めて、蹂躙しろ!! 計略 復讐の獣が、貴様の肉を喰らい尽くす! ├絆武将 - 兵種アクション 死ね!! 撤退 たとえ死しても…… 復活 復讐は終わらない…… 伏兵 捕まえたぞ…… 攻城 土に帰るまで……徹底的に打ちのめすのだ!! 落城 死などで満足するなよ……骸に鞭打ち、魂を穢すのだ!! 贈り物① 苦しい旅を続けてきた…… 贈り物② 俺を休ませるな……俺が戦うことを止めたら父と兄の霊はどうなるのだ!! 贈り物(お正月) - 贈り物(バレンタインデー) - 贈り物(ホワイトデー) - 贈り物(ハロウィン) - 友好度上昇 - 寵臣 - └特殊 - 贈り物の特殊演出 ① 対象武将:蒼113孫武 会話武将 台詞 蒼113孫武 時間が出来た今、時折考える。君の復讐について…… 蒼108伍子胥 なんだ、ついにお前まで俺の復讐に物言いするつもりか。 蒼113孫武 復讐を忘れぬ為、呉王・夫差様は薪の上に寝て越王・勾践は肝を嘗めた。 蒼113孫武 だが、君は何もしなかった。何もせずとも復讐の炎が消えなかったんだ。 蒼108伍子胥 分かっているではないか。次はお前が力ずくで止めてみろ……!! ② 対象武将:緋108虞姫 会話武将 台詞 緋108虞姫 あら、あなたも狼ね? 蒼108伍子胥 勘違いをするな、俺は楚国を捨てた孤狼。貴様と同じではない。 緋108虞姫 フフ、私の方こそ狼とは違うわ。私は豺……もっと残忍で卑しい獣よ。 蒼108伍子胥 そこは同じだな。俺も残虐で卑劣な獣である。 情報提供・誤った点に気付いた等、何かありましたら気楽にコメントしてください。 名前 攻城セリフ「徹底的に」で終わってない?「打」の部分は言ってない気がする - 名無しさん (2024-05-03 15 59 26)
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HN:へんかく 酉:◆GW9NLxlpFc 10月の頭ごろから現れた新参 初期は荒らしなどをして、他人の配信を妨害してたが、今はめっきり減ったようである。 初期はSATUTABAに粘着していて、今はらいくに粘着している。 裏声で配信をしていた時期もあり、その声は微妙にミッキーの声に似ていた。 コレコレを崇拝しており、コレコレを侮辱されるとおこる。 最強の荒らし
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きほん じょうほう しゅーとタイプ かたちかえ しゅーと印 へ POW/SPINタイプ ちょよわ/ちょよわ くわしく Sどっじ へんそくしゅーと の へんけいを まねた たま… パワーは ひくいけど ボールの サイズが かわって とりにくい♡ らんく POW数値 SPIN数値 にゅうしゅ ばしょ SSS 105 +30~39 105 +30~39 SS 105 +26~34 105 +26~34 S 105 +22~29 105 +22~29 No.08ふくびき A 105 +18~24 105 +18~24 B 105 +14~19 105 +14~19 C 105 +10~14 105 +10~14 D 105 +6~9 105 +6~9 ※POW,SPIN数値は暫定値 そのた じょうほう このページを編集 コメント 名前 すべてのコメントをみる タグ:'かたちかえ' 'しゅーと' '頭文字へ'
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作詞:NO.D 作曲:NO.D 編曲:NO.D 歌:神威がくぽ 翻譯:yanao Egoistic 用將其拉近的絲線如同勾引著一般 沒有觀眾的舞台揭開序幕 看不見的地方誘惑著視線 等待著巧妙地上勾的瞬間 如果是渴求一顆心而舞動的身軀 那就讓妳看看發光的幻夢吧 更用力的擁抱著 手指交纏著 因此地的一切而陶醉沉迷 讓妳浮現出被塗抹上雪白的微笑 請不要察覺到 請不要領悟到 就隨著欲望被驅使著 被回握住妳的我的手所吸引、發自內心地笑吧 就算是差勁的演技我也不會在意的 讓人看來就像快要跌跤的樣子也很厲害嘛? 那就是妳賴以維生的特長對吧 雖然那是近乎悲觀的能夠理解 要被這讓人彷彿無法呼吸的 微弱緊張感給繼續拉扯到何時呢 在發出光芒的舞台之上 是只有兩人的狹小世界 無論誰都是只在意著彼此的自私之人 因為能從開端平息下來 就比什麼都還要令人舒服了 所以不要憂愁 不要嘆息 讓兩人被繞在一起的絲線所結合起舞吧 被準備好的碎片挖出了洞 吞沒入了小小的疑心中 害怕著那一直相信並不存在的素顏 被塗抹上的厚重雪白被與透明的黑重疊 不了解 也沒發覺 如爭執般地追求著 委身於節奏中被牽動著 直至布幕緊閉的那一瞬間 即便在遊戲的最後敗下的是我 在操弄之時搖晃著的絲線 也因過於醜陋而顯得美麗 如四肢一般舞著的心 將支配著的一切都忘卻 笑吧
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写真 H30.4.30 復元想像図 NO IMAGES 奉納年 昭和50年(1975)3月 掲額者 前沢町教育研究会数学部会 緒元 問題数 2 奉納先住所 岩手県奥州市前沢区生母字二子1(?) 奉納先名称 月山神社 別保管住所 別保管名称 文化財指定 拝観時注意事項 図 額文 注 現代文等 月山神社算額についてここに紹介する問題は 当地出身で関流十伝鈴木訓一門人の阿部長孝 三浦実明 佐藤只政の三人によって 明治十一年に当月山神社に奉納された算額の中から選んだものです今回 有志の研究により現代式に解き方を試みるにあたり 前記先輩の偉大なる業績を広く世の人々にお伝えする責務を思い 町教育委員会の御支援を得て掲額したものです一九七五年三月前沢町教育研究会数学部会 問1 今有客如図勾股内大一箇等円五個只謂大円一百二十有寸股二百四十有寸等円径問幾 答1 答曰四十有寸 術1 術曰置大円径四段以股除之加一箇以除大円 付小円径合問 三浦実明 撰 問2 今有載如図平盤上四等球只謂等球径一十有二寸其高問幾何 答2 答曰如左文 術2 術曰等球径冪三以除之減等球径冪之内開平方等球径得高合問 三浦実明 撰 問1 直角三角形ABCに内接する円Pがあり 下の5つの円は等円で互いに下辺に接している円Pの直径120 BC=240とするとき 下の等円の直径を求めよ 問2 直径12の球4つを図のように互いに接して平面上に置いたときの高さを求めよ 額文は現物による。 03062の問2及び問5を抜き出した一部復元である。 名前 コメント
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作詞:ナナホシ管弦楽団 作曲:岩見陸 歌:初音ミク・GUMI 翻譯:kyroslee (取用翻譯前請注意首頁的翻譯使用禮節, 並不要拿掉譯者的名字) 在窗邊 分配班房 狀況良好 教科書上的 塗鴉依然 無法抹去呢 為了讓自己 不再有所留戀 凋零的落櫻 對照耀着的陽光 用手遮在額上 與你一起的話 與你一起的話 不論何處也能走到 咵越 混着淚水的 相遇和離別 向前邁步的世界 通往一直翹首以待的 舞台 萌芽的 幼蕾 一同向着 全新的明天 步伐一致地 前進吧 誰亦一定會 長大成人的 這是沒辦法的事啦 有點傷心 又憂鬱的 午後 緊張過頭 結果白忙一場 做什麼都 不太順利 也會有這樣的日子呢 新天地 逐漸勾起 昔日回憶 逆時針地 串成願望 小鎮的街道也 與那些日子 有着不同的景色 在積極與 消極之間 進退兩難 那亦是青春 在路途中 休息片刻 骰子的結果 仍然未知呢 在這俯視着的 城市中 回憶正 不為人知地巡繞着 不讓人看到 暗自流行的淚水 往移轉中的季節 捨棄 與你一起的話 與你一起的話 不論何處 也能走到 一同向着 全新的明天 步伐一致地 前進吧 才能的幼芽 仍未長出來呢 註 關歌名的「サイノメ」, 一般而言會寫成「賽の目」, 但根據歌詞的最後一行, 作者亦給出了「才の芽」這樣的寫法, 這裏可理解為作者刻意的一語雙關, 所以便不把歌名翻譯出來, 讓大家自行理解了。
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920 名前:某月某日(EX)[saga] 投稿日:2013/12/02(月) 22 37 53.79 ID V1ey86lvo 彼女は、間違いなく彼を好きだった。 愛している――そう表現しても過言ではなかった。 彼とは、桜の舞う季節に出会った。 親の都合で引っ越してきたという、新入生の少年だった。 最初は、同じ部活の先輩と後輩の関係から始まった。 「麻雀は下手だ。けれど大好きだ」、そんな姿勢に好感を持った。 次第に、関わり合いは学校生活全体に波及した。 昼食、勉強、登下校。気が付けば四六時中行動を共にしていた。 やがて、お互いを意識するようになった。 それは自然な流れのようにも思えたし、夢想のように突飛にも思えた。 ただ人を好きになるということの難しさを痛感した。 少年と少女。幼い感情同士の行き違いに傷つき、涙する日もあった。 それでも相応の障害を、相応の困難を乗り越えて、彼女は彼と恋仲になった。 彼は笑って、彼女は泣いた。 嬉しくても涙は出るのだと知った。 幸せだった。 彼女は、間違いなく彼を好きだった。 922 名前:某月某日(EX)[saga] 投稿日:2013/12/02(月) 22 52 53.02 ID V1ey86lvo ◆ , ´ / .' / .' ' | l | l | | / / ' | | | l| | l | , } l | | _/ イ / l| |_,∧_{ . ,-|-}-/、 , | { _ ___,-、 __  ̄ ´ / / { |、{ l∧ {、 | }/イ/},イ / l_、 { Y´ / ' }- 、 {〃 r∧ |ィ斧ミ从 、Ⅵ , イ斧ミ、 } /l| l、r  ̄ { { | / _ }、 / /{ 从{、 Vzリ \Ⅵ/ Vzり /イ } / | 乂_人_/、_/ / \ / //从 l∧\ ,\ | /イ/ }==  ̄ ̄ ̄ ー く / イ' {/l∧ ∧ 、 ,イ/j' / \  ̄ ̄ ー∧ _, 从 , \ ヽ 、 ` ¨  ̄ ィ }/ / / ' ∧ \ / |/> , {(从_| -- ´ 「/// | { 「恭子さーん!!」 |/ ̄}} |////|_ | _,. <|///|| l/////` | _,.. -=<///// \//} ,r-/////// | <//////////////////∧-- 、 {///////l{ 925 名前:某月某日(EX)[saga] 投稿日:2013/12/02(月) 23 15 27.68 ID V1ey86lvo 恭子「京太郎くん……」 タッタッタッ... 京太郎「おはようございます!」キキーッ 恭子「ん、おはよ」 洋榎「おはようさんさんさんころり~♪ 今日も元気やなー京太郎」 京太郎「あっ、愛宕先輩の面白い顔の方だ! おはざーす!」ペッコリン 洋榎「おーう……って待てコラァ! なんやその呼び方!」 京太郎「え、でも100人いたら100人に通じると思いますよ?」 洋榎「通じひんわ!」 絹恵「まぁまぁおねーちゃん落ち着いて。京太郎くんも、あんま上級生をからかったらアカンで?」 京太郎「へへ、すみません絹恵さん」ペッコリン 洋榎「そんで絹は名前で呼ぶんかい! そしたらうちかて名前でええやん!」 京太郎「とんでもない! 愛宕先輩の面白い顔の方を名前で呼ぶなんて畏れ多い……」 洋榎「もっと他に畏れるところあるやろ!!」 926 名前:某月某日(EX)[saga] 投稿日:2013/12/02(月) 23 37 29.83 ID V1ey86lvo 絹恵「もー、またそうやっておねーちゃんをいじめるー」 京太郎「いやぁ、つい」ヘヘヘ 洋榎「くぅぅ、一年坊主のくせに毎度生意気な奴やっちゃな……! おい恭子!」 恭子「……」 洋榎「恭子? 恭子ー?」 恭子「っえ、あ、なんです?」 洋榎「なんですやあらへんがな、京太郎や! アンタの彼氏がうちのこともてあそぶねん!」 京太郎「人聞き悪っ!?」 絹恵「割と事実やしなぁ」タハハ 洋榎「せやから彼女からビシッと言うたってーなー」 恭子「わ、分かりました。……京太郎くん、主将で遊んだらアカンやろ」メッ 洋榎「軽い!」ガーン 京太郎「ごめんなさい恭子さん、二度としません」ペッコリン 洋榎「こっちも軽い!!」ガビーン 927 名前:某月某日(EX)[saga] 投稿日:2013/12/03(火) 00 04 59.34 ID Uhcmt83mo 恭子「京太郎くんは目上に対する礼儀がなってへんな」 京太郎「そうですか? 恭子さんにはこんなに真剣なのに」 恭子「いや主将や主将。私はまた話が別やろ」 京太郎「ああ、確かに別ですよね。恭子さんは俺の恋人ですもんね!」ニコッ 恭子「ちょ、大声で言わんといてーな! 人に聞かれたら……!」アワアワ 京太郎「恥ずかしがってる恭子さん可愛い!」 恭子「きょーうーたーろーうーくーんー」ツネリー 京太郎「いふぁいいふぁい。きょうこさん、いふぁいっふ」 . / / .,ィ \i/ / / i i .\__i / / ;ィ } . i 「`7 /! ∠」_ ハ i i=-x /// / ! 「 卞} } i. / / ==ェx、_ i/i / C ! 「ヾ' i .. /''′ | C /イ / ∨ ソ i,厶イ\  ̄` .! / \\ } .! ) ) /\ ノ| . | //;,、  ̄ ̄ _,, < | .!// | ̄ ! |/ |∧ | |ヽ_,/ ',__ | i_/ ヘ .i \. ! /》ェ≪ | \ /.|| || 》__/ `ヽ.|| |〃 ̄`ヾ ハ 絹恵「……おねーちゃん、私らお邪魔みたいやし、行こ?」 洋榎「せやな……」 恭子「へっ?」 絹恵「お先ですー」ドヒューン 洋榎「ごゆっくり~……」ドヒューン 恭子「ちょ、絹ちゃん!? 主将ー!?」 929 名前:某月某日(EX)[saga] 投稿日:2013/12/03(火) 00 37 07.18 ID Uhcmt83mo ポツーン 京太郎「行っちゃいましたね」 恭子「せやね……」 京太郎「まあ、俺達も行きましょう。遅刻しちゃいますよ」 恭子「……ん」 テクテクテク... 京太郎「恭子さん恭子さん」 恭子「なに?」 京太郎「手、繋ぎませんか!」 恭子「へっ」 京太郎「主将達もいないし、チャンスだと思うんですけど」 恭子「あ、いや……えっと……」 京太郎「」キラキラー 恭子「っ……アカン。駄目や」 932 名前:某月某日(EX)[saga] 投稿日:2013/12/03(火) 01 00 01.93 ID Uhcmt83mo 京太郎「え……駄目っすか」ショボーン 恭子「だ、だってほら、主将達がおらんくても人前やし、お互い体面もあるやろ?」 京太郎「体面って、恋人同士が手を繋ぐのにそんなこと考えます?」 恭子「……私にかて、色々あんねん……」 京太郎「色々、ですか」 恭子「……」コクリ 京太郎「……。分かりました!」 恭子「京太郎くん?」 京太郎「恭子さんが嫌がることならしません。我慢します」 恭子「あ、ぃ、嫌って訳や――」 京太郎「気にしないでください。俺の方こそ困らせてごめんなさい」ニコ 恭子「っ」ズキッ 京太郎「さ、行きましょう! 本当に遅刻しちゃいますよ」 恭子「……せやね。行こか」 テクテクテク... 936 名前:某月某日(EX)[saga] 投稿日:2013/12/03(火) 01 24 18.65 ID Uhcmt83mo ◇ 彼女は、間違いなく彼を好きだった。 愛している――そう表現しても過言ではなかった。 彼の笑顔を愛していた。 気持ちが塞いだ時はいつもあの笑顔に助けられた。 彼の掌を愛していた。 震える手を包んでくれたぬくもりが忘れられなかった。 彼の声を愛していた。 根拠のない自信に満ち溢れた言葉は勇気を与えてくれた。 けれど。 愛すれば愛するだけ。想えば想うだけ。 裏腹に膨らむ感情もあった。 それは彼女の内を満たし、今にも溢れ出そうとしていた。 愛されれば愛されるだけ。想われれば想われるだけ。 裏腹に膨らむ感情に、 彼女は―― 972 名前:某月某日(EX)[saga] 投稿日:2013/12/03(火) 21 46 06.29 ID Uhcmt83mo …… ………… ……………… ◆ ~公園~ 京太郎「恭子さん!」 恭子「……京太郎くん」 京太郎「すいません、待たせちゃいました?」 恭子「んーん。私も今来たとこやから」 京太郎「良かった」 恭子「私こそ急に呼び出してごめんな」 京太郎「気にしないでくださいよ。夜でも恭子さんに会えるなんて嬉しいっす」ニコッ 恭子「そか。そう言ってくれたら助かるわ」 京太郎「んで話ってなんです?」 恭子「うん、あのな――」 973 名前:某月某日(EX)[saga] 投稿日:2013/12/03(火) 21 54 06.42 ID Uhcmt83mo . . -―━━―- .. ____,/ - \ >―/ / \ / / / / -―┐ .. / / ./ / / / l | | . l/ / / _/ / /― - 、 l |l .l | | /' l /,| . / _ l八l lリ | | .{〈| / ` `}/〉 ′. 八 Ⅵ ' -=≡ミ、 、 / . / / .l | .| 、、、 / / ./. / .l | .| , =ミ、/ / ./ 「私ら……別れよか」. / リリ込、 r‐ 、 、、 '/ / ./ | /// ..、 ー' / /.. __| _ _ /// ̄ ̄ヽ`r―‐===ァ彡 ./ / 人 _ _彡' /∨∧ / ./ \__/\∧ ∨-' / ∨ ∧ ___}_{\\彡く \ }ノ / /∧ \~ \ \ { {__// \_〉 /∧ \ / } { ∧ ---、 } / | ∨ \ ト- | } \ | ノ { __ 〉 |´ Κ / |∨ ∧∨/ |/∨ ∧〈 976 名前:某月某日(EX)[saga] 投稿日:2013/12/03(火) 22 22 25.90 ID Uhcmt83mo 京太郎「――、」 京太郎「……え?」 恭子「……」 京太郎「恭子さん。今、なんて……」 恭子「聞こえへんかった? 別れる言うたんや」 京太郎「……どうして……」 恭子「理由、知りたい?」 京太郎「あ、当たり前じゃないですか! こんな急に……どうしてですか!?」 恭子「そやな……まあ、一言で言うなら私の都合やわ」 恭子「ほんまに自分勝手で、京太郎くんには悪いなって思う」 恭子「けど、もうどうにもならんことやから」 京太郎「だから、その理由を教えてくださいよ!」 恭子「……」 恭子「キミがな、眩しいねん」 京太郎「え……?」 981 名前:某月某日(EX)[saga] 投稿日:2013/12/03(火) 23 00 16.34 ID Uhcmt83mo 恭子「……キミは私の自慢の恋人や」 恭子「優しくて、格好よくて」 恭子「女子力かて私よりあるし」 恭子「どこに出しても恥ずかしくない、自慢の……」 京太郎「だったら、どうして」 恭子「だからや」 京太郎「え?」 恭子「そんな京太郎くんに、私の方が釣り合ってへんねん」 京太郎「ッ!」 恭子「私なんかが隣におったら、キミに恥かかせてまうやん」 恭子「だから――」 京太郎「嘘です!」 恭子「――、なんやて?」 京太郎「嘘です……嘘ですよね?」 京太郎「本当は俺が悪いんでしょう? 恭子さんのこと、なんか怒らせたりして……」 京太郎「俺は恭子さんが大好きです。何があっても嫌いになんてなりません!」 京太郎「でも、恭子さんが俺のことを嫌いになったなら……その嫌いな部分を直します!」 京太郎「すぐには無理でも努力して、絶対に直します! また恭子さんに好きになってもらえるように!」 京太郎「だから――」 恭子「――だから、それが眩しいゆーてんねん!!」 985 名前:某月某日(EX)[saga] 投稿日:2013/12/03(火) 23 28 52.97 ID Uhcmt83mo 京太郎「ッ……」 恭子「自分、今の状況分かってへんのか!?」 恭子「私の一方的なワガママでボロクソにフラれるとこやで!」 恭子「それやのに何が「大好きです」や! 何が「直します」や!」 恭子「……いい加減にしてーな……」 京太郎「恭子、さん」 恭子「しんどいねん……キミの期待が、それに応えられん自分が……」 恭子「私はキミに好かれるような人間やあらへん」 恭子「分不相応な運に恵まれただけの、しょーもない女や」 恭子「せやからもう、キミとは別れる」 恭子「キミみたいなええ男をフって、それを思い出にして」 恭子「もう、普通の恋愛させてーな……」 恭子「お願い……」 京太郎「……」 京太郎「……分かりました」 987 名前:某月某日(EX)[saga] 投稿日:2013/12/03(火) 23 56 22.82 ID Uhcmt83mo 恭子「え……?」 京太郎「恭子さんの気持ち、分かりました」 恭子「京太郎くん」 京太郎「今日はもう帰りますね。また明日、学校で」タッ 恭子「ちょ、待――」 タッタッタッ... 恭子「――、あ……」 恭子「……」 恭子「終わったんか……これで」 恭子「なんや、えらいあっさりしとったな」 恭子「もっと、もう少し食い下がるかと思ってたのに」 恭子「……はは。なんや、向こうも腹ん中じゃ愛想尽かしとったんかいな」 恭子「私から切り出してくれて手間が省けたってとこか?」 恭子「なんや、そしたら私がアホみたいやんけ」 恭子「こんな、」 恭子「……」 恭子「……こんな……辛い思いして……」 恭子「アホみたいに……好きやったのに……」 恭子「……っ、く、ぅ……」 恭子「うぅうう、うあああぁぁああああっ」 恭子「京太郎くん」 恭子「京太郎、くん……!」 23 名前:某月某日(EX)[saga] 投稿日:2013/12/04(水) 00 44 49.45 ID hQlVnVjMo …… ………… ……………… 24 名前:某月某日(EX)[saga] 投稿日:2013/12/04(水) 00 45 34.78 ID hQlVnVjMo ~通学路~ テクテクテク... 恭子「……」 恭子「(結局、三日も学校サボってもーた)」 恭子「(我ながら女々し……いや、女やねんけど)」 恭子「(その程度にはショックで……冗談言える程度には回復したっちゅーことかな)」 恭子「(けど、これから卒業まで何回学校で京太郎くんと顔合わすことになるんやろ)」 恭子「(登下校は時間をズラせば問題ないし、昼はクラスで食べればええ)」 恭子「(……部活に顔出さんわけにはいかんよなぁ。もう少し漫ちゃんの面倒もみたいし)」 恭子「(そうしたら必然、会うてまうよな)」 恭子「……メゲるわ」 恭子「はあ……」 テクテクテク... タッタッタッ... 25 名前:某月某日(EX)[saga] 投稿日:2013/12/04(水) 00 56 55.00 ID hQlVnVjMo 「恭子さーん!!」 恭子「は?」クルッ / / / ヽ、 イ-‐──/ / 、=‐-ゝ / / / / l ハ / / / イ イ /∧ | i ハ ∧ / / / ≦ハ / l イ ,' .ハ | | lヽハ < .> ∧ / イ , イ 仁_/ /、 l / |/x≦l |ヽ | | ∨ < .> / / iY/ / / / 仁不下、l / イ/仁下不 i l | ∨ /イ .| / / /イ.ヽ乂ニノ_., | / .乂ニム イ.| ト、 | /イ、ヾ ',  ̄ | / l  ̄ んノ リ | . .、__ |/ | ムイ |/| 从 ノ ∧ | 「おはようございます、恭子さん!!」 | /l l人 、ー──‐' イ ヾ |/ .|ノ| \ ` ニニ'´ /、| ノ \ イ イ \__/ / イ __ / ゝ、 ∧ イ Y´ `ヾ=‐-、 ` ‐- _ < .> イ 、__ .人 ) ハ --‐' ‐- 、 ∨ `≧x イ‐-ヽ、 ∧ ヽ /  ̄ ヽ=ー──-=-‐= ニニニヽ < .> i -─‐-=ニ  ̄ ̄ ‐--、__Y ∨ 人 `ヽ、____Y 恭子「はぁ!!?」 37 名前:某月某日(EX)[saga] 投稿日:2013/12/04(水) 01 23 08.26 ID hQlVnVjMo 京太郎「三日も学校休んでどうしたんですか、風邪っすか?」 恭子「き、き、き、キミこそどないしたん!?」 京太郎「?」キョトン 恭子「すっとぼけんなや! その頭や頭! 真っ黒やんけ!」 京太郎「あ、はい。染めました」 恭子「染めたぁ!?」 京太郎「はい。三日前、恭子さんと別れたその足でドラッグストアに寄ったんですよ」 恭子「は……!?」 京太郎「取り急ぎヘアカラーで染めましたけど、次は美容院かな~」 恭子「ちょ、ちょお待って!」 京太郎「はい?」 恭子「………………なんで染めたん?」 京太郎「恭子さんが眩しいって言ったから」 / / / 、/ / /´ / ;;; ;;;;zー-、 ヘ, ´ / , ' ,z≠ ;;z"´ ヘ、 ヘ i_,, / / /_//- 、 i | l l〈 / / / ´ '´ `ヽ |}, l;i |ヾイ ,イ /,z≠=x、ヽ、 ,リヘ l l }/ { ,;' ,',,イ,イ丁ハ ヾ゙ ヾ、 i ;l ! リi .| i.l;{ {叮ィツ -‐ `ヾリ iヘl l ヾー' ≦ミx、 / ;' ,' i| l ,イハリ !} / ,イ / イ , ! 、.ト叨' ノ/ ,;' , ' i| l! | ´ `" './ / // | ,! | , -― - 、 / / / i ;イ |ヽ. !、 / ,. ' /;イ / i l ゙ ヽ、 ` "´ ,,.. ≦ ;'シ ツ`ン / ゙/ ,` <";´ /;; /,〆ツヽ、/、イ /;' , / 43 名前:某月某日(EX)[saga] 投稿日:2013/12/04(水) 01 46 54.84 ID hQlVnVjMo ガクゥッ 恭子「忘れとった……この子アホやった……!」 恭子「そのくせ行動力は無駄にあるし……」 恭子「ああ、私がハッキリ言わんかったばっかりに……!」 京太郎「というのは冗談で」ケロッ 恭子「って嘘かい!!」クワッ 京太郎「や、嘘じゃないです。冗談ってだけで」 京太郎「この頭は、いわば意思表明みたいなもんです」 恭子「意思表明?」 京太郎「はい」 京太郎「恭子さんの為なら、俺はなんだってしますよ……っていう」 恭子「――!」 49 名前:某月某日(EX)[saga] 投稿日:2013/12/04(水) 02 11 44.97 ID hQlVnVjMo 京太郎「どうです、似合いますか?」ニコニコ 恭子「……なんでや」 京太郎「?」 恭子「なんでそないなことすんの!? 私ら、もう別れたやん!」 京太郎「別れてませんよ」 恭子「、は?」 京太郎「別れてません。俺、恭子さんと別れるつもりなんてありません」 恭子「な、何を……だって自分、あの日「分かりました」て……」 京太郎「けど「別れます」とは言ってません。恭子さんの気持ちが分かった、と言っただけです」 恭子「――」ポカーン 京太郎「ちょっと突き放されたくらいじゃ、大好きな恭子さんを諦めたりしませんよ」ニコッ 恭子「な……なんでや。なんで、私みたいなんを……キミにはもっと、もっと相応しい人が……」 京太郎「恭子さん以外に考えられません」 恭子「……!」 51 名前:某月某日(EX)[saga] 投稿日:2013/12/04(水) 02 48 09.05 ID hQlVnVjMo 京太郎「恭子さん」 京太郎「俺はあなたを尊敬しています」 京太郎「誰よりも自分に厳しいあなたを」 京太郎「自分の弱さを認められるあなたを」 京太郎「弱さを言い訳にしないあなたを」 京太郎「尊敬しています。大好きです」 京太郎「俺なんかより本当に眩しいものを、あなたは知っている」 京太郎「それがどんなに辛くても、あなたは前を向いている」 京太郎「目を逸らさずに、ずっと」 京太郎「それは強さです」 京太郎「眩しいものに挑み続ける姿勢は、それは強さなんです」 京太郎「俺はそんな恭子さんの姿に励まされて来たんです」 京太郎「俺は――」 京太郎「俺はそんな恭子さんの、日陰になりたいんです」 京太郎「俺の傍でくらい、弱いままでいてもいいんだって、言える男になりたいんです」 京太郎「目を瞑っていてもいいんだって、言える男に、なりたい」 55 名前:某月某日(EX)[saga] 投稿日:2013/12/04(水) 03 04 08.99 ID hQlVnVjMo 恭子「ぅ……っぁ……」 京太郎「俺はあなたに、完璧なんて求めてない」 恭子「っ……!」 ギュッ 京太郎「……恭子さん」ギュ 恭子「あ、ほぉ……クサすぎ、かっこつけすぎや、あほぉ……!」ギュー 京太郎「ごめんなさい。でも、伝えておきたかったから」 恭子「………………ちょっとヒいたで」 京太郎「えっ」 恭子「……私でええの?」 京太郎「恭子さん以外は考えられません。言いましたよね?」 恭子「この通り、むっちゃ面倒臭いけど……?」 京太郎「そこがイイんですよ。そうでなきゃ最初から付き合ったりしません」 恭子「物好きやなぁ……」 京太郎「恭子さんこそ」 恭子「かもな……ここまでブッ飛んだ彼氏やとは思ってへんかったわ」 京太郎「そんなにおかしいこと言いましたかね」 恭子「いや髪や髪。申し訳ないわ、あんな綺麗な金髪を……」 京太郎「まあまあ。これでも自分では気に入ってるんですよ? 主将や代行には爆笑されましたけど」 恭子「あー……」 京太郎「それに、他にもいいことはありますし」 恭子「?」 56 名前:某月某日(EX)[saga] 投稿日:2013/12/04(水) 03 09 23.45 ID hQlVnVjMo クイッ 恭子「っ」ドキッ 京太郎「これなら恭子さんの泣いてる顔も、キスする時の顔も独り占めだ。日陰の役得ですよ」スッ 恭子「ぁ……きょうたろ、く――」 洋榎「おー、そこの黒髪はニュー京太郎やん! こんな道端に突っ立ってなにして――」ヒョコッ . /. . / ', r { r ヽ. / / \\ \い ',. /. / 、_\--ー‐‐一 '. Λ./ / ` ', / '. -/‐‐'' ,. -‐‐-、 i .}> ′ イ′ -ミ \| .}\ { f } | i `ー 、 i / -ミ | | | | } |/ f } 乂__ノ ノ | | | i{ | | | | | 八 乂__ノ , | 人 | .‘, | / Λ. | . // / / ,. | Λ r つ //! / / .;,. | . //| / / } | |i =-. // .| / / 八 | 八 =-. . .. イ {{- 十 .{ .{ / |/ \ ノ_-=' ̄¨|八.,八 \ / |i \ 厂7/ | \ \ \ / . / / .,ィ \i/ / / i i .\__i / / ;ィ } . i 「`7 /! ∠」_ ハ i i=-x /// / ! 「 卞} } i. / / ==ェx、_ i/i / C ! 「ヾ' i .. /''′ | C /イ / ∨ ソ i,厶イ\  ̄` .! / \\ } .! ) ) /\ ノ| . | //;,、  ̄ ̄ _,, < | .!// | ̄ ! |/ |∧ | |ヽ_,/ ',__ | i_/ ヘ .i \. ! /》ェ≪ | \ /.|| || 》__/ `ヽ.|| |〃 ̄`ヾ ハ 【THE END】
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投稿SS一覧 ここは主に食堂に投下されたSSをまとめたものです。 飛龍の槍を捨て身で 作者:十三工場 430氏 犬っ娘フルルSS(題名なし) 作者:社内食堂 222氏 超境内結合巫女巫女機ナナコ 番外編「激痛のバイオハザード」 作者:社内食堂 273氏 三剣杯を飲め! 作者:社内食堂 329氏 ―粉砕厨― 作者:社内食堂 580氏 勾拘束具バルンガーデJ 第X話「願い神 曲者」 作者:社内食堂 589氏 犬 VS 犬 作者:社内食堂 708氏 外伝ウートムモン吉 作者:社内食堂 732氏 走れメロン子孫悟 作者:社内食堂 791氏 も藻る再び 作者:社内第2食堂 87氏 黒歴史再び☆ 作者:社内第2食堂 102氏 ―聖マリア女学ノ牙「大空」番外編・ネコ専乳 作者:社内第2食堂 130氏 発動!寿凛 第X話 『アキラ改さつ』 作者:社内第2食堂 201氏 と司会場みった? 作者:社内第2食堂 307氏 主人公 女嫌 作者:社内第2食堂 317氏 バイトの鬼の憂鬱 作者:社内第2食堂 395氏 男子校生嫌! …くまさか君の恋文 作者:社内第2食堂 428氏 きっとくるぜ! 夏 作者:社内第2食堂 484氏 妖怪帝国伝奇・其の××『復讐鬼、誕生』 作者:社内第2食堂 495氏 たろす式避難 作者:社内第2食堂 505氏 子熊レミィ 作者:社内第2食堂 516氏 仮題 訓練風景 作者:社内第3食堂 119氏 Kへよろしく 作者:社内第3食堂 131氏 犬のおちば さらまんだら 作者:社内第3食堂 149氏 無題(藻男の仕業) 作者:社内第3食堂 173氏 カセルファ粒子 作者:社内第3食堂 199氏 嵐第3ハチコウ前で待て 作者:社内第3食堂 203氏
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へんし~ん 210 :名無したちの午後 :04/08/22 03 50 ID efbhKOwv へんし~ん にも一箇所あり。きょぬ~なーす 見慣れた感じ。おねぇさんが患者さんをヤラシク抜いてあげる。。。イマイチぱっとしなかった 関連レス
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【僕とエルマーナ 1】 エルマーナ 「アカンな! ルカ兄ちゃんはアカン!」 ルカ 「な、なんで僕いきなり アカン呼ばわりされてるの?」 エルマーナ 「アカンねんて。 一緒に来させてもらうようになってから、 兄ちゃんをよ~見させてもぉた」 ルカ 「それで?」 エルマーナ 「なんかな、オドオドしすぎてへん? そんなんアレやで、 アスラと違いすぎるっちゅう話や」 ルカ 「そ、そんなの!」 「僕が一番自覚している事だよ…」 エルマーナ 「ほんまか…。 せやったら、まあ、あんまり ウルサ言わんようにしとくわぁ」 ルカ 「そうしてくれるとありがたいな」 エルマーナ 「う~ん…、やっぱりアカンな。 なんやねん、あの貧相な背中は…」 【僕とエルマーナ 2】 ルカ 「はぁ…」 エルマーナ 「お、どないしたん? 湿っぽい溜息ついてからに」 ルカ 「いや、なんでもないよ…」 エルマーナ 「もう、なんやのん、このコはぁ。 そんなん言うて ウチの気ぃ引いてからに~」 ルカ 「そ、そんなつもりないよっ」 エルマーナ 「ああ、エエてエエて、照れんでも。 とりあえず、言うてみ? アレか? イリアの事か?」 ルカ 「…実はそうなんだ。 イリアと仲良くしたいのに、 なかなか上手くいかなくてさ」 エルマーナ 「はぁ~、イナンナはアスラに ベタ惚れやったのになぁ。 ま、しゃあないんちゃう?」 ルカ 「もっとアスラっぽくならないと いけないのかなぁ?」 エルマーナ 「ん~、それはどないやろ?」 ルカ 「いや、きっとそうなんだ。 もっと、もっと頑張らないと…」 エルマーナ 「…違う思うねんけどなぁ」 「でもま、アスラの方が今の兄ちゃんより 魅力的なんは確かやしなぁ。 男磨くんはエエと思うんやけど…」 【僕とエルマーナ 3】 ルカ 「はぁぁぁ~…」 エルマーナ 「も~、なんやねんなぁ。 ウチはこんだけ構って欲しげな 溜息聞いたん初めてやわ」 「ああ、もう、聞いたる。 言うてみ?」 ルカ 「イリアのタイプって、 アスラみたいな頼もしい感じなのかな?」 エルマーナ 「そんなん本人に聞いたら エエんと違うのん?」 ルカ 「それが出来れば苦労しないよ」 エルマーナ 「そんなん言うてる時点で、 兄ちゃんは「アスラっぽさ」を あきらめんといかんなぁ」 ルカ 「…そうなんだよ」 「だから、イリアは貧弱で大人しい 僕みたいなタイプが好みだと いいんだけどな」 エルマーナ 「その可能性も無いとはかろうじて 言い切れへんかもしれへんなぁ」 ルカ 「なんだよぉ、その言い方はぁ。 いいんだいいんだ…、どうせ僕なんか イリアに見向きもされないんだ…」 エルマーナ (「そんな事ないてぇ」とか 言うて欲しいんやろなぁ…) (うわ、こっち見とる! めっさ期待に満ちた目線で…) ルカ 「………」 エルマーナ 「やっぱイリア姉ちゃんに 聞いてみるんが一番やと思うで?」 ルカ 「それしかないのかなぁ…」 エルマーナ 「ほんま、ヘタレやなぁ。 せやけどウチに どないせぇっちゅうねん」 【僕とエルマーナ 4】 エルマーナ 「兄ちゃん、大丈夫か? まだ火山でやられた傷、完全に 治ってへんのやろ?」 ルカ 「平気だよ。 充分休んだからね」 エルマーナ 「けど無理したらアカンねんで? なんかあったら、すぐウチに言いや。 どないかしたるから」 ルカ 「ありがとう。 今の所大丈夫だよ」 エルマーナ 「そうか…、そらツマランなぁ」 ルカ 「つまらないって、 僕が怪我人の方が良かった?」 エルマーナ 「あ、そういう意味ちゃうねん。 なんかなぁ、ウチ、兄ちゃんの 世話がもっとしたかってん」 ルカ 「もう、ヴリトラ気分が抜けないんだね。 僕がアスラだったからって、 そんなに気を回さなくていいんだよ?」 エルマーナ 「あ~、まあ…アレや。 なんか兄ちゃんの事、構いとぉて しゃあないねんて」 ルカ 「しゃあないのか…。 じゃあ、また倒れたら エルに付きっ切りで看病してもらうよ」 エルマーナ 「おう、任しときぃ」 【僕とエルマーナ 5】 エルマーナ 「うー…、なんかご飯が 待ち遠しいなぁ」 ルカ 「エルは本当に食べるのが好きだねぇ」 エルマーナ 「そらそうや。 ウチはアレやで、食うや食わずの その日暮らしをしとってんで?」 「一杯食べてグーグー寝られるんが 一番の幸せやねん」 ルカ 「趣味とか無いの?」 エルマーナ 「趣味いうたら遊びやろ? 遊ぶようなゆとりなんて あらへんかったわぁ」 ルカ 「…そうかぁ」 エルマーナ 「ウチの事、かわいそうなコやぁ 思てるやろ?」 ルカ 「…うん」 エルマーナ 「ウチ、同情されるん好きや。 だって優ししてくれんねんもん」 ルカ 「ふうん」 エルマーナ 「んで?」 ルカ 「え、何?」 エルマーナ 「兄ちゃんは具体的に どない優ししてくれんのん?」 ルカ 「やれやれ。 同情泥棒ならぬ、 同情強盗だね、それは」 【僕とエルマーナ 6】 エルマーナ 「そういうたらコーダに聞いてんけどな、 ルカ兄ちゃんの親御さんて、 エエ人らしいやん?」 ルカ 「そうなのかな? 自分の親の良さなんて、 さっぱりわからないなぁ」 「エルの親は? どんな人?」 エルマーナ 「ウチの親? あ~、ウチの親なぁ。 1年前に追いはぎに遭わへんかったら どんな教育してくれたんやろ…」 ルカ 「行商人をしてたんだっけ?」 エルマーナ 「せやねん、確か話によると、 ウチはどっかのお屋敷か商家へ 奉公に出されるらしかったんやわ」 ルカ 「追いはぎに遭わなければ どこに向かっていたの?」 エルマーナ 「そん時、必死で 逃げて辿り着いたんがレグヌムやねん」 「せやから、王都かナーオスに 向かってたんやろね」 ルカ 「奉公先が、案外僕の家や、 父さんの会社だったのかもね」 エルマーナ 「ああ、それやったらエエなぁ…。 兄ちゃんち、お母さん 優しそうやもん」 「ウチ、めっさ甘えたったのになぁ」 ルカ 「スパーダんちだったかもよ?」 エルマーナ 「それやったら料理めっさ豪華やん! ま、使用人の口に入るんはまかない やろうけど、それでも絶対美味いで」 ルカ 「本当にそうだったら良かったのにね」 エルマーナ 「ほんまやなぁ…。 おとんとおかん、 なんで死んでしもぉたんやろ…」 ルカ 「………」 エルマーナ 「アカン、寂しなってきた! アンジュ姉ちゃんに抱きついてこよっ」 「イエーイ、乳触ったんねん」 ルカ 「…乳」 「い、いや…、違う!」 「エルって気丈だな…。 見習わなきゃ」 【僕とエルマーナ 7】 エルマーナ 「あ~、せやせやぁ。 アレやで、アレ。 ほら、そのナニでアレの話や」 ルカ 「エル、落ち着いて」 エルマーナ 「ほら、前言うとったやん。 上手い事いかへんて、兄ちゃんが、 アレや…、イリアと兄ちゃんが」 ルカ 「イリアと仲良くしたいって、 前に相談した事あったね。 それがどうしたの?」 エルマーナ 「いやぁ、 どないなってんのかなぁ思てな」 ルカ 「な~んにも進展なしだよ。 でもわかったんだ。 僕、期待しすぎてたんだって」 エルマーナ 「どういう意味なん?」 ルカ 「彼女の反応が期待通りじゃないからって 理由でヤキモキしていただけなんだ。 僕が一方的に好きなだけなのにね」 エルマーナ 「ああ、せやなぁ」 ルカ 「僕はイナンナとアスラの関係を、 イリアに望んでいた…」 「でも、前世の関係を現世に 持ち越すなんて、馬鹿馬鹿しいよね」 エルマーナ 「まったく、その通りや」 ルカ 「ふふふ…」 エルマーナ 「何? なにが可笑しいん?」 ルカ 「だって、エルは前世がヴリトラだから 僕の事を気に掛けてるんじゃないか」 エルマーナ 「あ~、まあ、最初はせやってん。 アスラと違ぉて、頼りないコやなぁて」 「でもちゃうねん。 アスラと比べんでも、素で兄ちゃん、 頼りなかったやろ?」 ルカ 「そ、そこまで僕、駄目だったかな?」 エルマーナ 「あ~、もう、抜群にアカンかったで? せやからアスラとか関係なく、せめて 人並みになって欲しい思とってんて」 ルカ 「今はどう?」 エルマーナ 「んー、まだ頼りないトコあるけど、 でもソレは兄ちゃんの味やな」 「他にええトコ、ぎょーさんあるて わかったし」 ルカ 「あはは、照れるなぁ…」 エルマーナ 「そうやって素直なんは、 ええトコの一つや」 【僕とエルマーナ 8】 エルマーナ 「あ~、腰イタぁ~…」 ルカ 「エル、おばあさんみたいだよ。 どうかしたの?」 エルマーナ 「そらアレやでぇ。 ウチ、つい最近まで花や月を愛でる 心清らかな少女やってんで?」 「ソレが突然、怪物とか相手に どつくわ蹴るわ投げるわの大暴れや。 身体も壊すっちゅ~ねん」 ルカ 「わかるよ、僕も覚醒した頃、 毎日が筋肉痛だったもの。 僕もそうだけどエルもか細いしね」 エルマーナ 「あ~あ、覚醒がせめてあと 2,3年遅かったらなぁ。 ほんなら、もっとデッカかってんて」 ルカ 「僕もスパーダぐらい身長が欲しかった。 だったら、もっと軽々と 剣が振れたのに」 エルマーナ 「ちゃうでぇ? 乳の話やで」 ルカ 「な、なんでそんな話になるんだよぅ!」 エルマーナ 「冗談やん。 そないにうろたえんでもエエのに…」 ルカ 「どーせ、僕はそういう話に 免疫がないよーだっ!」 エルマーナ 「…やっぱもう2,3年後が良かったな。 ほんなら兄ちゃん、ウチと そーいう関係になれたかもしれん」 「なーんて言うてみたり~っと」 【僕とエルマーナ 9】 エルマーナ 「ねえ、ルカ君 調子はどうかしら?」 ルカ 「エ、エル? どうしたの? 口調が違うけど」 エルマーナ 「ウチ…いや、私、思ったの。 こういう口調の方が 立派に思われるのではないかしら?」 ルカ 「立派に思われて、どうするのさ」 エルマーナ 「それは…、その、なんていうか、 将来を考えての事なのよ」 ルカ 「変だよ、エル」 エルマーナ 「そうかしら?」 「…せやなぁ、 なんか口が気持ち悪ぅなって来たわぁ」 ルカ 「先の事って、どういう意味なの?」 エルマーナ 「なんか仕事に ありつけるかなぁって思てな。 だってウチの口調、ヘンやろ?」 ルカ 「変じゃないよ。 むしろカワイイと思うけど…」 エルマーナ 「もう! ヤやわぁ~。 ほめても何も出ぇへんで?」 ルカ 「エル…、旅が終わった後の事を 考えているの?」 エルマーナ 「ま、ウチも大人にならんとな。 稼ぐっちゅうんは大変っぽいけど 人並みに頑張らんと」 ルカ 「うん、頑張らないと」 エルマーナ 「ほなな、ウチに読み書き教えてぇや。 ウチ、自分の名前も書かれへんねんもん」 ルカ 「うん、じゃあ、 みっちり教えてあげる」 エルマーナ 「よっし、燃えてきたぁ~。 さっそく特訓やな」 ルカ 「エルが勉強…か。 僕も新しい事を始めたくなってきたよ」 【僕とエルマーナ 10】 エルマーナ 「ブツブツブツブツ…」 ルカ 「独り言?」 エルマーナ 「この前兄ちゃんに教わった 「九九」を暗唱してんねんけどな、 どうしてもつっかえるトコあんねん」 ルカ 「どの部分?」 エルマーナ 「あんなぁ、 「しちし」と「しちしち」が ごっちゃになってしまうんやんかぁ」 エルマーナ 「せやから7×4と7×7を ずーっと行ったり来たりしてて どうしても終わらへん」 ルカ 「7の段は覚え難いからね」 エルマーナ 「これは手強いでぇ。 あと「しち」やのうて「ひち」って 言うてしまうねんけど、コレ失格?」 ルカ 「…どうなんだろ? でも計算があっていれば問題ないよ」 エルマーナ 「ほんまか。 それやったらエエわ」 エルマーナ 「とにかく、ウチ勉強頑張ったやろ?」 ルカ 「うん、よく頑張ったね」 エルマーナ 「…兄ちゃん、教える時、 ほめてばっかしやったわぁ。 たまには厳しいせなアカンと思うで?」 ルカ 「そうだった…かな? 僕、人に物を教えたことなんて なかったからなぁ」 エルマーナ 「エヘヘ、でもウチ、ほめられて 伸びるコやから問題無かってんけどな。 さてと、ほな次は割り算か」 ルカ 「続きは旅が終わってから、かな」 エルマーナ 「いや、ソレはアカン。 兄ちゃんに時間取らせたないねん。 ボチボチ自分の勉強せんとな」 ルカ 「僕なら構わないんだよ?」 エルマーナ 「でもウチ、甘えたなるねん。 勉強、難しくなって来よるやろ? そんなんアカン思うわ」 ルカ 「…エルの言う通りだね。 勉強は大変だけど、自分で やりとげないと意味が無いよ」 エルマーナ 「続きは自分でする」 エルマーナ 「イリア姉ちゃんの建てる学校で 「しょーがくきん」とかいうヤツ、 もらうつもりで頑張んねん」 ルカ 「目標があると、勉強は楽しくなる。 ぜひ、奨学金をもらうといいよ」 エルマーナ 「うっしゃ、ウチ、頑張る! …その前に」 ルカ 「片付けなけりゃいけない事があるね」 エルマーナ 「希望に燃えたウチの本気、 見せたるからなっ」